TONZAKOデザインの設計思想
~Redesign with Nature~
地球の未来を、自然とともに描きなおす
TONZAKOデザインの中核にある REdesign with Nature は、自然を「素材」でも「背景」でもなく、未来をともにつくるパートナーとして捉える設計思想です。
自然は本来、水がめぐり、土が育ち、木が成長し、生きものが循環し、やがてふたたび大地へと還っていく「循環する世界」です。
私たち人間の暮らしも、本来その大きな循環の一部として成り立ってきました。
TONZAKOデザインは物理的な空間だけでなく、そこに生まれる暮らし・文化・生業のあり方まで含めて、「自然の循環に調和しながら豊かに続いていく社会」を再構築する空間づくりを目指しています。
1.日本の精神性から学ぶ「共生のデザイン」
日本には、森羅万象に神が宿るとする 八百万の神 の世界観があります。
山、川、風、土、鳥、虫、草木、人の営み―すべての存在が固有の尊厳と役割を持つという価値観です。
この思想は「自然と対立するのではなく、共に生きる」という未来の地球に欠かせない倫理を内包しています。
私たちはこの精神性を現代の設計に応用し、土地ごとの自然・歴史・記憶を丁寧に読み解き、それぞれが持つ価値を活かす形で計画を進めていきます。
2.古の生活文化に学ぶ、「自然とともにある」仕組みの再生
棚田の構造、集落の水利、風を読む建築、山の手入れ、里山の間伐…
日本の暮らしの知恵は、自然を力でねじ伏せるのではなく、自然の働きを受け流し、取り込み、共に生きる仕組みとして発展してきました。
特に、かつての日本は、自然を“制圧する対象”ではなく、いなす・受け流す・調和させるという手法を取ってきました。棚田の段形、用水の流し方、木材の使い方、集落の配置などは、自然の力(雨、重力、風、季節変動)を読み取り、その循環に合わせて暮らしを組み立てる知恵です。
これらは「自然の循環に身を置き、そのリズムと共に暮らす哲学」と言えます。
これらは、現代の気候変動・生物多様性の危機に対し、非常に実効性の高いヒントとなります。
TONZAKOデザインは、こうした伝統知を
- まちづくり
- ランドスケープ・建築・土木
- 森・里地・里山
- 農林業・地域産業・観光産業
- 文化継承や地域教育
などに応用し、持続可能な地域の営みへと、空間の要素を再編集します。
3.空間だけでなく、「くらし」と「生業」までデザインする
REdesign with Nature の対象は、単なる空間デザインに留まりません。
自然とともに生きるとは、空間そのもの以上に、人がどのように暮らし、働き、地域がどのように回るかに関わるからです。
私たちが取り組む領域は、
- 暮らしのスタイル設計(住まい方・エネルギー・食の循環・コミュニティ)
- 生業の仕組みづくり(農業・林業・小商い・観光の再編集)
- 地域経済の循環デザイン(地産地消、地域通貨、協働の仕組み)
- 自然と人の行動が調和する空間設計(公園、里山、キャンパス、街区など)
- 文化・歴史の継承プログラムの企画(教育、体験、ストーリーデザイン)
へと広がります。
空間・暮らし・仕組みを一体的に再構築することで、自然と共生する地域の未来を「総合的に描きなおす」ことができます。
4.科学と創造性を両輪に、未来の地球を「ともにつくる」
TONZAKOデザインの仕事は、自然科学だけでなく、歴史、経済、文化、建築、ランドスケープ、土木、アート、多様な分野を横断しながら進められます。
これは、自然や地域の仕組みが単独の専門領域では語り尽くせないからです。
土地の記憶や人々の思い、自然の働きを理解し、科学的検証と創造的想像力の両面から計画に落とし込むことを大切にしています。
5.自然と人がともに豊かになる、循環する未来へ
REdesign with Nature は、現代の快適性や利便性を確保しながら、「自然の循環と対話し、自然と共に未来を描きなおす」ための総合的設計思想です。
TONZAKOデザインはこの理念を中心に、地域固有の自然・文化・暮らし・生業を未来へとつなぐ、持続可能で豊かな循環する社会をデザインし続けます。

